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高橋研には可視領域からテラヘルツ領域まで幅広い帯域での分光測定のための装置があります。

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◆超伝導マグネット・テラヘルツ時間領域分光システム
フェムト秒超短パルスレーザーを用いてパルステラヘルツ電磁波を発生、検出を行っています。 超伝導マグネットを光学系に組み込んでおり最大7 Tの磁場下で分光測定が可能です。 さらには1.5 Kの極低温まで冷却が可能なため、マルチフェロイクス、トポロジカル絶縁体、超伝導体など様々な物性測定を行っています。

フォークト配置

テラヘルツ光の進行方向と磁場が垂直になっています。

ファラデー配置

テラヘルツ光の進行方向と磁場が平行になっています。
◆テラヘルツ時間領域分光システム
低温、ゼロ磁場下でのテラヘルツ領域の透過スペクトルを取ることが可能です。 こちらの光学系では冷却にオプティスタットを用いており、上の超伝導マグネットと比較して 光の調整が容易であり、より高精度な測定が可能です。

1号機

各光学系では異なる検出器を用いており2号機に比べ低周波領域の高精度測定が可能です。

2号機

1号機に比べ高周波領域の高精度測定が可能です
◆高強度テラヘルツ光発生システム
高強度化した超短パルスレーザーを光源とし、高強度テラヘルツ光を発生させています。
◆磁気光学効果を使った高感度磁気検出システム
磁場下や電流印加時におけるカー回転を測定することができます。
◆フーリエ変換赤外分光器(FTIR)
磁場下での磁気光学カー効果を高精度に測定することが可能です。
超伝導マグネットを使って最大3 Tの磁場を印加することが可能です
永久磁石を用いた低温での磁気光学測定が可能です
◆分光器、窒素冷却CCDカメラ
長焦点分光器にCCDカメラを取り付けています。高波長分解能・高感度測定が可能です。
◆He3冷凍器
He3冷凍器を超伝導マグネットに入れ150 mKまで冷却し磁場化でのテラヘルツ時間領域分光が可能です。